※文章が長すぎたので前編・後編に分けました。その後編です。
娘とようやく合流し、会場へ。
開場は真ん中あたりはびっしり人が入っていました。意外に前のほうが空いていたので、娘に「ここだと先生がよく見えるよ」と言い、センターから左よりのピアノの鍵盤の前のほうへ座りました。
チェコ弦楽三重奏団って聞いたことがないのですが、弦楽トリオということに興味津々。
プログラムは
マルティヌー/弦楽三重奏曲 第2番
モーツアルト/ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 KV.478
シューマン/ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47
でした。
最初は弦楽三重奏だったので、バイオリンとビオラの人は立って演奏してました。
マルティヌーって初めて聴きました。チェコの作曲家らしいですが、難しそうな曲でした。
トリオの息はピッタリで3人ともプラハ芸術アカデミー出身者だそうです。バイオリンの人ですが、頭の天辺が薄く、お顔のほうもとてもイケテイルとはいえないのですが(きゃ~、すみません)、手がキレイでついつい手元ばかり見ていました。
モーツアルトになるとピアノ四重奏ということで、先生が入ってこられました。淡いサーモンピンクにゴールドのラメが散った上品なドレス。先生がピアノに座わって、その後、トリオの人たちも椅子に座って、さあ演奏。
でも、よく見るとピアノの先生の姿が、ない!
先生は小柄だし、そのうえ、バイオリン奏者の影にすっぽり入ってしまって、ドレスのすそしか見えないではないですか。ここは、バイオリン席でしたのね(ラッキ~)
横から娘の視線が、痛い。。。
2楽章のバイオリンですが、pの音がほんとに繊細で、ここまでpの音を征さないといけないのかって思うような音でした。ロングトーンもゆっくり一弓で実にキレイな・・・(はぁ~、タメイキ) まさに、弓からキラキラがこぼれてくるって感じです。
別にそんな有名な奏者の方ではないと(失礼なヤツ)思うのですが、それでさえ、こんなに感動してしまう。うふっ単純?
そんな感動している最中でさえ、ビオラのおじさんの座ったときにあがるズボンの裾ラインとずれた左足の靴下の間から素肌が除いているのを笑ってしまう私なのでした
15分の休憩を挟んで最後はシューマン。
シューマンといえばいつかチャペルコンサートで宮脇さんから聞いた幸福なエルガーとは対照的な不幸な人生を持つというお話を思い出しました。そんなことを思いながら聴きました。でも、そんな不幸を背景に思うような曲には聴こえませんでした。少し聞き覚えのあるフレーズもあり、盛り上がりのフィナーレは感動しました。
弓の持ち方ですが、人差し指が時々伸びていることもあり、人差し指と小指はほんとにただ添えてあるって感じでした。
ボウイングはこれは見ていてもよくわからないのですが、とても駒と平行とは言えず、駒と指板の間を行ったり来たり。時折、指板の上にまで行ってしまうこともあり、小さい音を出すときは故意に指板の近くで弾いていることもあり、なんだかとっても自由に弾いてました。
これって参考にならないかも・・・。
帰りに、先生には少しご挨拶をさせていただきましたが、今度ゆっくりお礼を・・・。
先生、ほんとうにありがとうございました。
きのうは、娘の進学先の先生が出演される演奏会があったので、行って来ました。
一度、娘のピアノの発表会でお会いして、その時にこのコンサートのことをお聞きしました。そして、な、なんと希望される人にチケットを進呈してくださるということで、あつかましくもいただいてしまいました。
2枚で8,000円なり~
ということで、さすがにお花でも持っていかないとと思い、コンサート当日の昼休み、会社のオンポロ車でお気に入りの花屋へ向い、花束を頼んで来ました。そのとき、カードを前もって書いておこうと思い、預かって帰るよう花屋さんに頼んでおいたのに、帰るとき、カードを貰うのをすっかり忘れていたら、花屋のおにいちゃんが追いかけてきてくれました。ど~~もありがと~~。いい人だわぁ~~。
ところが、助手席の窓の外から話かけてくれるのですが、なんせボロボロなもんで、今時ないような手動のウィンドウ、しかもマニュアル車。運転席のシートベルトしたまま、クラッチを踏んだままでグルグルと窓のハンドルを回すのは、ちょっと無理っぽいのだけど、足をツッパリ、腕をグイッと伸ばして頑張りましたとも。
ということですごい車を見られて(恥)だったのですが、なんとかカードを手にし、メッセージを書くことができました。
さい先がいいのか悪いのか・・・???
夕方、登校日で学校に行っていた娘と現地近くで待ち合わせをしていました。
なのに脳天気なうちの娘は学校から会場とは反対方向のショッピングセンターへ友達と遊びに行っていて、ちょっと遅くなるってメールが入ってきました。
待ち合わせ時間を早めにしていたので、よかったものの、よく「お腹が空いた~」とのたまう娘に軽く何か食べさせておこうと思ったのにそれは叶わず。
それで、予定通り花束を受け取りに行って、しばらく時間があるので夫とおを。(無理矢理付き合わせたような・・・)
花束はあまり派手さはないですが個性的でなかなかよかったです。
待ち合わせ場所にいくと、しばらくして娘から携帯が・・・。
「電停乗り過ごした・・・」
(あ、電車といっても路面電車デス)
会場には開場を待っている人が結構集まってました。自由席なので、いい席は競争です、競争!
電停を乗り過ごした娘は「ここはどこ?どっち方面に乗ればいい?」などとまたメール。方向音痴なのかどうか、まったく地理が頭に入ってません。わたしはプチッときそうなのをグッとこらえて、丁寧に説明し、寒い中、約束の場所で待ちましたとも・・・
娘と約束をすると、どうして、いつも何か起こるの?
きのう会社の帰りに街中の某Y楽器店に行って、あご当てを換えてもらいました。
あまり選べるほどの種類はなく、フレッシュ型を考えていたのですが、それはなくて、近い形のものは表面が平たくてあごを掛けるという感じでないので、私には脱力がうまくできてないので、無理だと判断。残念ながらハートマークがともるようなピンとくるものは無かったのですが、次に、見つけたのがこれ、なんとなく新しく覚えている構えにはちょうどいいような気がするので、とりあえずしばらく使ってみることにしようと、買ってみた。
運悪く、きのうは弦楽器の店員さんがお休みを取ってて、他の人に頼んだのでアドバイスもいただけず、あれ付けて、これはずして、また付けてと実に30分は付けたりはずしたりして悩みました。
店員さんわがままな客ですみません、丁寧な対応ありがとうございました。
全体を見てみると、ペグにテールピース、あご当て、みんな素材バラバラやん。
ま、いいっか。
こんなでも、なんとなく、気分はウキウキ
きのうは、娘のピアノのレッスン日でした。
ピアノも教えていただいているのですが、声楽のレッスンもあり、今回新しい歌曲に入ったので、音取りの宿題が出たそうです。
「おかあさん、ピアノ弾いて」との一言に
さすがに初見の伴奏は無理なので主旋律で許してもらう。
ところが伴奏だとメロディーがわからないからメロディーだけでいいそうだ(なぜかほっとする)
え?でもそれって、もしかして、譜面を読めない?
しかし、あーた、イタリア語よめるの?やっぱり、読めない。
でも、最終的にはイタリア語で歌わないといけないのでしょ?
私もイタリア語はあまり・・・
ま、ローマ字というくらいだから、ローマ字読みでいいでしょ。
というアバウトな。
な、アホナ・・・ね。
じゃぁ、ドレミで。
え?面倒くさいからラララ~にして欲しいって?
確かに最初の音はラだからいいけど・・・
もしかして、ドレミも読めない?まさかね~??
漫才している場合じゃなくてよ。
あまり音楽向きでないうちの娘、それでも、娘の努力を認めて、私もたまには親らしく協力させていただきますゎ。
さあ、ここから、ちょっとまじめバージョン(なわけないって?)
カルダーラのSebben Crudeleといえば耳に覚えがあるし、歌詞も短くほとんど同じ内容の繰り返しなので、歌詞の読みはそんなに難しくはないでしょう(たぶん)
ところでこの曲、オペラ「裏切りに打ち勝つ愛の貞節」の中で羊飼いアミンタが心変わりした彼女に困惑する思いを歌うアリアなので、本来男の人が歌う切ない歌なんだけど、歌曲を始める人が最初に勉強するイタリア古典歌曲の定番の曲らしいです。
先生が「これはやっておかないといけません」とおっしゃったそうです。
ということで音域は全然大丈夫みたい。
ピアノだと娘を背にピアノを弾く体勢になるので、バヨで旋律を弾くことに・・・(ほほ、大丈夫かしら、音痴になったりして・・・)
口や姿勢もチェック(口うるさい母)
音取りだけのはずが、なぜかスパルタ
ところが、うちの娘自信のあるところは大きく、ないところは小さく歌うので、小さく歌うときは姿勢も悪いのか、心なしか音が下がるし、だんだん面倒になってきたのか、熱が入らない。
そこで、お勉強になるものをYou Tubeで見つけました。
Caldara/Sebben Crudele
「さあ、これでも見て頑張りんしゃい。」と娘にURLを送ろうとしたら、
あら???
いないではないの??
なんと、さっさと自分の部屋に・・・、しかも譜面も置いたまま
所詮、こんなもんだわよね。
つれないじゃぁないの~~
あけましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
昨年から波乱万丈にも、父の入院そして退院。
その節は皆様にご心配いただきありがとうございました。
年末ぎりぎりに追い出されるようにして(笑)退院となりました。
3日の入院のはずが、30日の入院。おそるべし、感染症。
皆様の温かいお言葉、ありがとうございました。m(_ _)m
そして、大晦日前日は、義母の怪我。
病院に行ったのですが、骨折あるいは骨にヒビが入っているかもしれないけど、レントゲンでの確認ができないというはっきりしないまま、病院が休みになり、年明けの4日になるまで、自宅療養となりました。
日々何もしない義父がなれない家事を少しずつ覚えている模様。でも、夫の実家の向いには義弟夫婦が住んでいるので、心配無用?
娘は2度目の年末年始の郵便局でのアルバイト。
今年は少し休みの間にピアノの練習をして欲しかったのですが・・・
さて、私はというと・・・
休みの間に重音部分を少し上達しておきたいな~~と思ったのですが、年末年始、バイオリンを触れません
この調子だと、ラ・フォリアはまだまだ時間がかかりそうです。(先生もそう言ってらしたし・・・)
でもでも、ブログ仲間の皆様の励ましと刺激で、頑張れるわたくし!
感謝です!!
今年も(気持ちだけは)張り切っていきまっしょ~~ぃ