はじめてピアノと合わせる日だった。
ピアノの先生は若くてきれいなお姉さんでした。
最初は、挨拶。
そして「キラキラ星」、「こぎつね」。
(この辺もあやしい演奏だった)
そして、本題のジーガ。
ジーガはバイオリンが弱起で8分音符で始まってピアノの伴奏がくっついてくるといういやな始まり方の曲なので、私がリズムを取って、ピアノの方に私の演奏に合わせていただくというパターン。
最初のリズムをタンタンと2拍ピアノの方に合図することになった。ネックを上下に揺らして2拍取る。これが初めてやってみると最初の一音に影響する。ちゃんと音をだせるのだろうか。
そして、問題の「あがり症」。まさかと思ったけど、ピアノと合わせるだけで、もう緊張~~まともにリズムは取れないし、ハッと途中で演奏をミスるとそのあとグシャグシャ(T-T)
・・・・・
2回合わせたけど、2回ともちゃんと演奏できなかった(_ _;;;;
なんだかやっぱり手話どころではない。自分の曲すら、きちんとできそうにない。緊張すると、右手が自由に動かなくて、音がギィギィきしんでしまう。
え?あ?
こんなはずでは・・・。といった気分が続く。
あ、間違えた。と思うと気持ちが次に進まない。
しかもピアノはメトロノームのように正確に進むので、重音を伸ばし気味に弾いていた私は次の左指の準備が遅れる。あせる。すると音が出ない。
こんな調子で、終わってしまいました。
先生が、
「緊張するのは自分をいつもよりよく見てもらおうと思うから緊張するんですよ。」とおっしゃったが、なんか違う気がする。いつもよりもベストを尽くそうと緊張するのは確かに試験とかはそうかもしれない。でもステージは、なぜ普段のままが出せないかは、試験のそれとは違うような気がする。
絵を描いているときもひとりで黙々とマイペースで制作していると結構いい作品ができたりするけど、誰かに後ろから筆遣いとかをジ~~~~ッと見られていると、絵に集中できなくて、イマジネーションがどこかに飛んでいってしまう。
そんな感じのほうに似ている。それも「かっこよく見せたい?」ってことになるのかな~~。
ま、どっちでもいいけど、あと5日しかないのに、暗雲が立ち込めている気分。
集中力の問題だと思うのだけど・・・。
筋肉の緊張だけは困るよね。
やっぱ、弓ブルブルになるんだろうか・・・。
と、このマイナス思考がいけない。
もっと、プラスに考えないと。
細かいことは気にしない。
最悪、真っ白になって突っ立ってしまっても、バイオリンの代わりに歌うくらいの気持ちでいればいい(苦笑)
って、それは無理?
やっぱり先生が言う「恥」への恐怖かな・・・。
ところで、プログラムはいつできるんだろう・・・。
はて、当日じゃないともらえないのかも。
昨夜、バイオリンの先生から電話があった。
主な内容はレッスンの時間と場所を次回から、3時15分スタートでスタジオに変更してほしいということだったのだけど、ついつい発表会の話になって、ようやくプログラムの下刷りができたようで、女性の年齢順、男性の年齢順という分け方をされたようだ。
ピアノとバイオリンの教室だけかと思っていたら、フルートもあって、フルートの先生のだんな様が素晴らしいトランペット吹きで、その方のペットの演奏もあるそうだ。
「楽しみにしておいてくださいね(*^ ^*)」と言われた。
小じんまりとした簡単な発表会と思っていた私は、少々面食らった。
なぬ?フルート!
あ、でも聴くのは大好き♪でもでも、出演者が多くなるということはギャラリーも多くなるということ、どうしてくれよう、このジレンマ。
ところで、年齢順って?
年の多い順?若い順?
「若い順なら私が一番ですよね(笑)」と突っ込むが、小学生がたくさんいるので、それはナイ!
ほほほ。
でも「最後の小学生の次は女性ではMachakoさんが最初ですよ。」と言われ、嬉しいような嬉しくないような。。。
エネルギッシュな子どもたちに押されてあがり症の私がいきなりショボクレてしまいそう~~~(--;
そしてバヨの中では私の弾く曲が一番長いそうだ(--; (--; (--;
(うそでしょ、うそでしょ、もっとすごい長い曲を弾く人がいるはず...)
やはり選曲をミスっている~~~???
始まりも弱起の曲は難しいそうだ。
あ~~~ん、今ごろ脅さないでくださ~~い、せんせ(T T)
「でも、もうMachakoさんは落ち着いて力を抜いて音楽に乗ればいいから、、、ね。。。」と少しは慰めていただきました。
が!しか~~~し!!自分の不出来な程度は自分でよくわかる。
(しかも、あがり症)
ますます落ち込んで電話を切りました(T○T)
小学校の音楽の先生が好きだった、モーツァルトの「鎮魂ミサ曲」。
プッチーニの「ラ・ボエーム」と一緒に聴かせてもらったような記憶が・・・。
突然、聴いてみたくなって、古い録音のCDを購入。
このレクイエムは未完成で、モーツアルトの死後、弟子のジェスマイヤーによって完成されたそうですが、当時そんな話は知らず(先生が言っていたような気もしますが...)、完璧にモーツアルトの曲だと思ってました。その後たくさんの版があることがわかったのですが、全部を聴き比べるほどの余裕もなく、当時のものに近いのを選びました。
なんだか懐かしいです。
「アマデウス」のDVDも見てみようかな・・・。
1977年から始まった「ひろしまフラワーフェスティバル」というGWのイベントがあるのだけど、今年で31回目だそうだ。普段は人ごみが苦手で最近は出かけたことがなかったけど、今年は娘が友だちとそのイベントに遊びに出たので、迎えに行くはめに。
久しぶりのFFなので、ついでだから覗いて帰ろ~かなっと、メイン会場の平和公園へ行ってみた。
ちょうど、フラワーキャンドルメッセージのイベントでキャンドルに火がともり初めていた。
どうやら夫はこのキャンドルイベントの写真を撮りたかったらしい。報道カメラマンに混じってアマチュア窯ラマンが三脚を立てそれぞれのベストポジションにレンズを構えてる。
バロンも一緒だったので、人ごみの中を歩くのは寄り道ばかりして大変だったけど、あたりが暗くなり始めたころそのキャンドルはきれいにメッセージを映し出していた。
公園の中をぐる~っと散策して帰ろうということになって、ドームのほうへ向かったら、川縁からラテン系のギターの調べが・・・。フラメンコでもしてるのかなと近づいてみた。
地元ギタリスト長野文憲さんのギター演奏だった。川面にドームが照りだされ、最後の演奏「アルハンブラ宮殿の思い出」が不思議とマッチしてて、いい感じでした。水の宮殿アルハンブラならぬ太田川の前の原爆ドームですが・・・。思わず、バロンを座らせ、最後まで聴き入ってました。
と、帰ろうと思ったら家族の姿なし。
え?迷子、夫が?わたしが?ええ~~~っ???
こうしてブログをせっせと書いている目的のひとつには、レッスンの内容を忘れないようにするためだったのに、月曜日は完全なる音の間違いとリズムの取り方の間違いだけ書いて先生の注意を書くのを忘れてしまっていた。
ホホホ....。
曲に膨らみをもたせるために、リズムの切れのよさとか強弱があるのだが、リズムはノッペリ、強弱は力んでずっと大きめで起伏がよくわからないという私。
今回先生の注意は「強弱を上手く出すにはpの音をしっかり小さくpで弾きましょう」
「リズムはしっかり音符通り伸ばすところをしっかり伸ばして、次の準備を気にして早く切らないように」
と言うことでした。
それから、発表会はみんなでキラキラ星とこぎつねを演奏するのでそれも練習しておくこと。だそうです。
ある生徒さんが「私らみたいないい年になるとこぎつねじゃなくて女狐ですよね。」なんて言ったりして先生を笑わせたそうです。
(女狐ってダレダレ?σ(^ ^)??)