合同レッスンのショックもいえぬまま(笑)、一週間が経ちました。
先日、先生から電話があって、レッスンの時間変更がありました。またまた微妙に繰り上げられ、午後の3時からになりました。当日のレッスン前が一番貴重な練習時間だというのに・・・おーまいがっ!
それは、まあいいのですが、悲しい悲しいお知らせもありました。
ボーナスもまだ出ない、ちょ~~~ボンビーなわが家。そして、液晶テレビもまだ買えないド貧民なわが家。なのに、なのに、、、、ついに、レッスン代の値上げという悲劇が襲ってきました
小麦や石油、なにもかも上がって、ついにレッスン代までも・・・
庶民の私的にはたとえ1000円の値上げといえども、きびすぃ~です。
そんなこんなで月初めは月謝もいるし、、、ちょっとどんより気分のまま、レッスンです。
スタジオにはちょっと早めに着いてしまって、どうしようかと思っていたら、私の前の人がとっても早く終わられたので、時間より早く始めてもらえました。
今週のレッスン
運弓練習
きょうもナシ
ポジション練習
きょうもナシ
この辺まではエコで省エネレッスン
スピカート練習
タンタッタッタッタッのリズムで
(実はあまりバイオリン奏法の用語を知らないし、先生もそのような難しい言葉を使いません(笑)・・・ので、たぶんスピカートだと思いますが、違っていたらご容赦を・・・ラモーのガボットに出てくるやつです)
弓の1/3の先のほうを使ってバネを利用する
弓を持つ手の中指をはずして力を抜いて小指を上手に使う
アレグロ/フィオッコ
30-50
開放弦で速い速度で弓を弾く練習
次にその弓に合わせて左手で音をつける
ゲゲッ
左手と右手が合わないので音になってない~~~
腕の力を抜く!!!
あまりに悲惨なので、小刻みに練習
特訓せよとの宿題(苦笑)
それにしても、いきなり速すぎるテンポなんですけど・・・(- -;
ガボット/ラモー
26-75
いきなりが好きな先生、スピカートからですか・・・
いきなりの速いテンポで、またまたズッコケました
音程は正しく!
右手のアップの仕方は普通に動かして弓のバネだけ新たに加える!
弓元は使わない!
以上
んーーー、中味は濃いレッスンになったのですが、忙しくて、実は家に帰ると言われたことの半分も覚えてない状態かも・・・(^ ^;
そして、レッスンが終わった後のことですが、先生が
「Machakoさん、8月の20日くらいは何か予定ありますか?」
とおっしゃるじゃぁありませんか、なにか最近素直に聞けなくて、危険を感じながらも
「いえ、別にないと思います」
と応えてしまい・・・
「じゃあ、また合同レッスンをしましょうかね、今度はまた山口で・・・ほらこの前行ったところ・・・」
(う、うそーーー!!!)
という悲劇もありました。
あ~~、わたすって、悲劇の似合う女ねーーー
合同レッスンというと、去年の夏の迷走した田舎道のレッスンを思い出しますが、今回はいつものレッスン場所になっている音楽教室の一番大きなスタジオ内です。
(場所を聞いたときは、なぜかほっとしました。)
スズキ教本の1巻全曲と、CDと合わせる曲を各人1曲ということで、準備していましたので、この日はほぼ仕上がっているはずでした・・・・
レッスン日前日の天気予報は最悪の大雨。
ところが、当日午後からちょっと晴れ間も出始め、レッスンが終わる頃には陽がカンカンと照りまくるくらいに回復。やっぱり、日ごろの行ないの良さでしょうか・・・ほほほ、神様もちゃんと見ていてくださるのね~~ お陰で大事な楽器が濡れることもなくて、なによりでした。
そして、私はというと、合同レッスン開始10分前に到着。
レッスン場には若干1名を残し、全員集合していました
そこで、慌てて、なんとか目立たない場所をゲットしようと、ケースを置き、譜面立ても立てて、自分の場所を確保したつもりだったのだけど、先生に音あわせをしてもらっている間に、振り向いたら私の椅子に誰かが座っているじゃぁあ~りませんか!
こらっ、、やられたっ!
ということで、場所取りに失敗した私は、バイオリンケースを向こうに置いたまま、先生の横へ座る羽目に。(なんだかイヤな予感)
しばらくして、レッスンは始まりました。
1巻の伴奏CDに合わせてみんなで「きらきら星」から。
今回は初めて1ヶ月(65歳のご年配の紳士)と3ヶ月(推定30代前半の女性)の方たちがいて、弾けないところは開放弦でリズム取りだけでできるところまで参加ということでした。
この開放弦ですが、これを理由にするわけではないですが、音が邪魔して、なんだか自分の音を聞き取るのにちょっと苦しかったりして・・・(んーー修行がたらんわぃ)。
でも一生懸命演奏されているだけに、私もなんとか頑張らないとと、雑念を振り払いどうにかこうにか自分のペースを守りました
途中、演奏の基本の注意事項をクイズ形式でみんなに質問しながら、子どもたちのとぼけた答えがおかしくて、笑う場面も多々あり、楽しく進行していきました。
そして最後の曲が終わると、今度は一人ずつの演奏です。
最初は、希望で手を上げた人から弾くという予定でしたが、そのうち先生が指名をされ始め、頼むから、最後はやめてね~~!って感じで順番を待っていました。
バイオリンをケースに置けなかったので、そこら辺にある電子オルガンに立てかけて置いたら、
ガランガランと不吉な音が・・・
大失敗!な、なんと大切なバヨちゃんが横倒しに・・・。慌てて音を確認するとG線がボヨ~~~ン!
先生が、子どもたちに向って、
「もう、信じられないことをするでしょ、このおばちゃん(笑)」
と、あとは爆笑の渦。
それって、私が笑われてるざますよね。
これは悪夢?
もう、こういうときに限って、こんな失態を・・・それにしてもG線急いで先生に合わせてもらったけど、なんか変な気がする。。。
そう思いながら、とうとう私の番が来ました。
さっきの失敗をここで挽回?なんて考えたのがよくなかったか・・・いきなり始まるCDに上手く音が乗れず、中途半端な始まり方に、それでも気にせず弾いていたのだけど、G線のところで思い切り音をはずしてしまいました。とっさにあれ?G線狂ってる?と思い、また先生に診てもらったら、大丈夫だと先生はOKの合図。
でもいつもの指の位置だったのだけど・・・と納得がいかぬまま、再び演奏に、さっきの部分はちょっと指をずらすことで回避、そのまま演奏をつづけました。
途中から、なんだか急に上がり症の症状が。。。オマイガッ!!あ、詰まった、あ、、、まずいと思った瞬間、なんと気を利かせ過ぎたIさん(私と同じくらいの年回りの生徒さんでCDのボタン操作の係りをしていました)がポーズボタンを押したので、もっと詰まってしまいました。
先生がいまにも噴き出しそうな顔をしながら、Iさんに「続けて」とアイコンタクトを送り、また再び演奏に。そして最後の美しい終わり方のはずだった、ビブラート・・・が、、、
ブツッ・・ブツッ・・と
途切れ途切れの音になってしまい、、、思わず、私は恥ずかしいことに
「あ、ビブラートが・・・」と声を出してしまい、また大爆笑を誘ってしまいました。
なんとなく赤面の中で終わり、それにたくさんの拍手をいただき、
「お笑いバイオリン道場」は幕を閉じたかのように思えましたが、私の影響を受けてか、あと2~3人は同じようなことをやって笑わせてくれた子が続きました。
(これで少し救われた気分になったような気がしたわたしは、やっぱり性格悪い?)
個人の演奏が終わった後、また1巻を再びみんなで一緒に弾いて行きました。
ま、えぇやん、こんなこともあるよね。
と既に開き直りの体勢に入った私は余裕で最後までのりきりました。
この開き直り!!
新しい新境地だわぁ~~
ということで、明るく、年配のおばさん同士で、近くのスイーツの店に行ってお茶をしましょーということになり、先生もその輪に加わることになりました。
既に私の中では、このレッスンはもう過去の出来事、ふふ。
女4人でお茶をしながら、くだらない話に花を咲かせて2時間も頑張っちゃいました
新発見!! でもないかな・・・
先生、実はおしゃべり好きのようです。
しかも、ここのお店のポイントカード持ってました。
かなり甘党のようです。
最後、お茶で盛り上がれてよかったわ~~ぁ。
何気に、こころの傷をこんなことで癒していました(苦笑)
「終わりよければ、すべてよし!」って座右の銘にしようかしら・・・