蛍の里の山間にある「しべ」でのコンサートに行ってきました。
さすがに、街中とちがって、涼しくて静かなところです。
今回は少々人数が多く、ほんとに目の前での演奏で、またまたわたしはバイオリン席をゲット!しあわせ~♪
今回はピアノとバイオリンとボーカルの3人での演奏会です。
いままで聴いた吉野さん上野さんコンビに加え因幡由紀さんの歌が入ります。
夜7時からのコンサートですが、日が長いので7時といってもまだ薄明るいです。しべには何度か来ていますが、この時期は花もきれいで、心地よい風があって、とてもいい気持ちです。
定員30名となっておりましたが、屋外で満天の星空の下で何人か聴かれていました。
今回のプラグラムは
イギリス古典歌曲から4曲
リュートの演奏が欲しいところですが・・・(^ ^;
バイオリンとピアノで・・・
1. Come away, come sweet love/ジョン・ダウランド
2. His golden locks/作者不明
ダウランドではなくなんとかヘルズという人の詩らしい
3. Flow my tears/ダウランド
4. Come again:sweet love doth now invite/ダウランド
イタリア歌曲は聴くことがありましたが、イギリス歌曲をこうしてあらためて聴いたことはなかったです。
でもどこか懐かしいメロディー・・・。曲はそれほど暗く重くないのに歌詞はとても「嘆き」が多く、その中に飾り織り込まれた花や風景はさすが。叙情的な絵画のように目の前に広がります。といっても、歌は英語で歌っているので、訳詩を見て理解してるだけですけどね
スティングやバージニア・アストレイらの現代のアーチストの曲とか、アイルランド民謡や、マザーグースの歌とかの伝承童謡などにはこの古典歌曲の片鱗が見られるかも。なんとなくそんな気が・・・。
5. 四季「夏」/ビバルディー(因幡さん休憩)
この間、版画展のあった病院で聴いたソネット付きの演奏です。
そういえば版画展、好評につき1週間延長となったそうです。
7. アヴェ・マリア/カッチーニ
アヴェ・マリアってたくさんあるけど、
このカッチーニのアヴェ・マリアも大好きですね。
どことなく色っぽいアヴェ・マリアでした。
ここで休憩。
なんと嬉しいことに、休憩時間にはコーヒーとか紅茶、ジュースなどのお飲み物と手作りクッキーが配られました
休憩中は、ステージの照明を落としてキャンドルの明かりでとても感じがよかったです。風に揺らめく炎を見ていると催眠術にかかったようになりそうでした(笑)
さて、後半はクラシックから脱皮。
「オペラ座の怪人」より3曲
7. The Phantom of the Opera /ウェーバー
8. Wishing You Were Somehow Here Again /ウェーバー(ちょっと記憶が・・・)
9. Think of me/ウェーバー
大きな会場のコンサートでは上野さんは黒マント姿で登場されたそうです。今回はただの黒シャツに黒ズボンで単なる黒ずくめでした(笑)
後半から因幡さんのおしゃべりがヒートアップ。
あまりの天然ぶりに会場は笑いの渦。
ここで私も大好きなノラ・ジョーンズです♪
ピアノもかっこいいです♪ (この間上野さん休憩)
10. Don't know why, Nightingale/ノラ・ジョーンズ
11. Come away with me/ノラ・ジョーンズ(曲これだったか?ぼうきゃく中??)
12. A Whole New World/メンケン
13. ****の海(これも忘却!日本の曲?)
夫の記憶によるとオリジナル曲らしいです。
アンコールはみんなで歌う「大きな古時計」で終わりましたが、
はっきり言って3番まで全部歌詞おぼえてませ~ん
この大きな古時計ですが、意外とピアノ伴奏がよかったです。
どこの譜面ですかね。オリジナル?
そして、観客からイモケンピ(なぜイモケンピなのかは不明)と
花束をプレゼントされ、もう1曲アンコールで
ムーンリバー/ヘンリー・マンシーニ
そして、楽譜のない上野さん(vn)に吉野さん(p)が適当に伴奏付いてきてくださいと。。。。
さすがです。入り少しだけ指板をパタパタやってましたが、そのうちちゃんと素敵な即興の伴奏が付きました。
今回上野さんの弓に注目してみました。前にあまり参考にならないと言いましたが、軌道はさておき、手首、これはアップボウについては手首がちゃんと招き猫状態に曲がってて、手首から動いてました。
スムーズなアップをするにはこの手首の柔らかさ(私のは固い)、なんとしても直さないといけないような気がしてます。
そして、速いなんていうのか用語はわかりませんが、以前「米とぎ」について書きましたが、その弾き方ですが、ふりっつさんの言われた「おいでおいで」の動きです!まさに!
16分音符でふうふう言っている私ですが、上野さんの弾いているのは32分音符とかもう一本羽根のついた音符でしょーーから、まあ、全然ちがうのですけど、、、ネ、(^^ゞ
弓の角度もピタッピタッっとちゃんと決まってて、私はこれも全然ダメダメふにゃふにゃなんですね。
いい勉強になりました。その角度を覚えるのにはどーーしたらよいか・・・練習を積むしかないでしょうけど、意識するということがとても大事なのだと思います。
ということで、今回のコンサートもすごくさわやかな気分で家路につきました。
ところで冒頭にも触れましたが、この辺はホタルがたくさん生息していて、蛍の里としても有名なんです。
で、帰りに吉野さん一家のお友達のコーヒーショップの麦浪さんの側の小川にいまホタルがたくさん出ているという情報をいただき、さっそく寄り道してみました。
30匹くらいでしたが、暗闇の中に緑の光がふわ~っと幻想的に飛び回ってて、しっかりこの夏のホタルも見てきました。
いや~、いいなこの辺。写真に撮れなかったのは残念
コメント
いいな~。お茶とクッキーとホタル付き(笑)こんさーと。
こういうの大好きーーー。お茶付きって、こちらではなかなかないですヨ。いいないいな。
ところで、リンク先に行ってみたら、下の方に因幡さんのHPのリンクが貼ってあったのでさらに行ってみたんですね。そしたら・・・・
視力回復サプリの紹介ページでした(まつがえてる~笑!)
ノラ・ジョーンズ私も好きです~♪
で、話ぶち壊してすみまそん、なのですが、
メンケン → イケメン
イモケンピ → イケメンピ
・・・って読んじゃった(~_~;)
また話は変わりますが、^^;
さっきまでNHK BShiで、アッコルドーネという古楽アンサンブルのコンサートやってまして、イタリアの歌曲がほとんど、、だったかな。とても素敵な歌声に痺れました。
投稿者 ゆみ : 2009年06月29日 14:14
ああ、私もこんなコンサートに行ってみたい!
イモケンピも好き〜
お高いチケットの、都心のホールの、でなくていいんです。
いや、そっちもいいんですけど、、(どっち)
うちのあたりも、数年前までは蛍がいたんですけど、もう会えなくなってしまいました。
あの仄かな光、また見てみたい、、、
投稿者 nobara : 2009年06月29日 14:59
こんにちは!
冒頭の写真、雰囲気があっていいなって思いました。
中身もかなり濃いですね、こういうコンサートに行くって生き方、かなりお洒落ですね♪
私も、こういうところで生の演奏を聴いて楽しんでみたいなって思いました。
投稿者 大工協奏曲 : 2009年06月29日 20:52
>ゆみさん
>お茶とクッキーとホタル付き(笑)こんさーと。
このクッキーですが、おそらく麦浪さんの自家製小麦だと推測。
美味しかったです(*^ ^*)
>お茶付きって、こちらではなかなかないですヨ。
そうなんですか。ありそうで、、ない、、
みたいな感じですかね。
>ところで、リンク先に行ってみたら、下の方に因幡さんのHPのリンクが貼ってあったのでさらに行ってみたんですね。
(笑)私も見ましたぁ(^^ゞあれ~~??って大笑いでした。
>ノラ・ジョーンズ私も好きです~♪
あら、また気があっちゃいましたね(*^ ^*)
>メンケン → イケメン
イモケンピ → イケメンピ
私も最近、多いです、こういう、、、頭の中でとこか糸がもつれてしまったみたいな、少しずつ関連はしているのですが、、汗って者を言うときも、頭とお尻がくっついて新しい言葉を作っちゃったりなんかして、、((~_~;)特にカタカナは多いかも。。。
>アッコルドーネという古楽アンサンブルのコンサート
え”---!!なんか、重厚な感じですね。
見たかった~~!!
でもBShi見れない~~(T T)
情報ありがとうございます。YouTubeで探してみます。
フニクリフニクラ~♪(壊れかかってますσ(^ ^;?)
歌曲もなかなかいいですよね。
古楽器のコンサートにも行ってみたいっ!
投稿者 Machako : 2009年06月30日 12:49
>nobaraさん
>イモケンピも好き〜
おいしいですよね。
なつかしい味でもあります。
>お高いチケットの、都心のホールの、でなくていいんです。
>いや、そっちもいいんですけど、、(どっち)
あはは、わかります。どっちも~~!!ですよね(*^ ^*)
>うちのあたりも、数年前までは蛍がいたんですけど、もう会えなくなってしまいました。
そうなんですか。それは残念ですね。
このへんだとちょっと田舎(里山)とか奥(低山地の渓流)のほうへ行かないとみれないです。
さみしい~ですよね。
投稿者 Machako : 2009年06月30日 15:01
>大工協奏曲さん
>冒頭の写真、雰囲気があっていいなって思いました。
お!何か触れるものがありましたか?
じつは、この建物ピアノの吉野さんのお父さんが建てられたセルフビルドの建物です。
石を使ってあって、趣があります。
>中身もかなり濃いですね、こういうコンサートに行くって生き方、かなりお洒落ですね♪
普段聴けないものとか親しみのあるものとかバラエティーに富んでて、楽しかったです。
来ている方はほんとに普通の方たちです。
>私も、こういうところで生の演奏を聴いて楽しんでみたいなって思いました。
そう、魅力的なコンサートという中には、建物や周囲の環境の威力もありますね。
大工協奏曲さんがこのような建物を建ててしまうというのはどーーでしょーー。
なんて、できたらいいですね(*^ ^*)
でも、夢は「思えば叶う」って・・・
投稿者 Machako : 2009年06月30日 15:29