レッスンの日は午後から天気が崩れるという予報でしたので、ガット弦大丈夫かなと思いながらも朝からしっかり調弦していましたが、案の定すぐに狂ってしまうというか落ち着く暇なし
じつは当日同じレッスン仲間のIさんとランチの約束をしていたので、レッスン直前に調弦とはいかなくて、ランチの後そのままレッスンに行くのでばよりんも持って出かけました。
近くにレストランのあるケーキ屋さんがあって、そこがリーズナブルで小盛りだけど種類がたくさん乗ってる食べ応えのあるワンプレートランチをやってて、それにプラスミニドルチェ(2種類)と飲み物をセットできるという、もーー女性にすごく喜ばれそうなメニューなんですね。お味も◎なので、結構人がいっぱいになるらしいです。
ひさびさのランチなので、そっち優先で・・・
昔は娘が幼稚園の頃バス停仲間のお母さまたちとほとんど毎日のようにランチに行ってたような・・・その蓄えがお腹に・・・
話題はやはり新しい先生の教えてくださる「目からうろこ」のレッスンのこと。
彼女も5~6年経つのですが、なかなか上手く弾けなくて悩んでたみたいです。ビブラートとか弓の持ち方、肘の位置とか、なかなか基本ができてなくて、上手に力を抜くことができなかったみたい。それが弓の持ち方ひとつでラクになったとか・・・。まあ、私と同じ。
そして一番の彼女の変化は、スタンダードな基本を守りぬかなくてももっと自分に合わせて自由にやり方を変えていいということがわかったということ。
そうなんですよね。ひとりひとり体型も楽器も違うのでそれは自由な幅があって当然のこと。彼女は真面目ゆえにその枠から出ることがなかったようです。疑問に思うことすらなかったようです。
今回先生を変わることでひとつ大きく前進!
ひとりの先生とだけでなく数人の先生と関わるということは必要なのだと感じたそうです
そうだね・・・!
今週のレッスン
セブシック
の前に、、、やはりずいぶんと音が狂っていたので調弦していただきました。
ペグが硬くて手ごわく、先生汗だく。
いったん巻きを解いて「ペグの巻き始めの角度を変えてみる」という作業に入られました。これは調弦をしやすくするためだそうです。
先生がA線を解いているとき、突然バチッと音がして弦が・・・切れたのかと先生が一瞬焦ってしまわれましたが、ボールがテールから外れてました
私のばよりんはペグにワックスも塗ってないしボロいから固くてまわしにくいのだとばかり思ってましたが、弦を巻きなおしたら片手でスルスルと・・・。
あらま、マジックみたい!
それでもオリーブさまは手ごわかったです(笑)
1曲終わらないうちに狂ってきます
その度に先生がせっせと調弦。(申し訳ないです)
でも自分が弾いた音では気づかなかったですけど、先生の弓で弾くとそれはそれはすばらしい音が出ている・・・(あくまでも先生が弾かれる音デスが・・)とてもマイばよりんとは思えぬほどのうっとりする音!
オブリが劣化していたとはいえ、やはり弦の違いは大きかった。
先生も「この楽器と相性があっているかもしれないですね。」と言われました。
「松脂も相性がありますよ」と言われたので、今度参考に先生のをみせていただくことにしました。
弓とか松脂とかによっても音が変わるので、その楽器に合った相性のよいものを選択するというのは組み合わせが多すぎて、大変です。
でも今回明らかに今までの弦の中では最高にいい音を出してくれてます
調弦は大変だけど(それも練習するチャンスと思おう!)替えた甲斐がありました。
P2 2d 1-3S 型で音程を覚える
基本4の指を押さえるときは3も2も抑えてるのですが、小指が短いのと薬指の関節が少し曲がりにくいので、3の指がわずかに4より早く弦を押さえてしまって雑音が入ってしまうので、これからの課題。
※これを弾いててオリーブのA線が弱い気がしました。先生もそう言われてました。
家に帰ってよく見てみると、駒のところに来るはずの黒いチューブを持が外れている野を発見!あ、あの時だ!バチンと鳴ったとき(笑)
これを定位置に戻したら、少し響きが大きくなりました。
サードポジション
P4 9-12
調弦で時間を取ったので、とにかくつぎに進む。
Duo 1-1/Pleyel
先生(2nd)と一緒に
スタッカートもだいぶよくなってきたのでOK
Duo 1-2/Pleyel
先生(2nd)と一緒に まだ譜読み段階
ビブラートをもっときかせること
(次回、ビブラートを最低でも入れて欲しい箇所というのをチェック)
裏拍のところはセカンドがメインになるのでもっと弱く
先生が譜面にスラーの直し(長いのを弾きやすくしてくださいました)
最後の重音をアップからはじめる(印象に残す音が変わるように)
※ここで譜面通りに弾くというのはあまり重要ではないのだということに気づく。
その曲をどうつかむか、その人の技術をどうきれいに活かせるかによって、スラーとかボウイング、指使いなど変更していいのだと・・・
「曲をつかむ」譜面を読んで理解しないと・・・
柔軟な先生なので、とっても新鮮・・・
どうやら次のバッハでは2ポジ活用が待っているらしいです。
以上
ビブラートだけど、指とか手首、腕と3種類くらいありますが、腕でのビブラートは重音のときに使うことがあるそうです。
そのビブラート、Iさんが上手くできなくて悩んでいらしたのに、新教室でノックの感覚ということを聞き、理解できたそうです。
ボウイングは弓を持つ手はノブを回す感じでそのままアイロンがけするようにとか、今度の先生は生活の動作の中から(特に主婦の場合家事の動作で)説明されるのでとてもわかりやすいようです。
人に何かを教えるときって上手に的確にしゃべらないといけなくて、このコミュニケーション力って大事だと思いました。
私って話も文章も下手だから、(夫に言わせるとさっぱりわからんらしい・・・)なんだか考えちゃう・・・
そうそう話は変わりますが、先生が昔五嶋みどりさんのビデオ(まだDVDがない頃)を、見たいところまで早回しにしてたそうです。するとロボットダンスのようにピタッピタッと弦と弓の角度が毎回同じところで止まってたそうです。「弓と弦の角度」っていう基本がしっかりしてるからそう見えたということなのでしょうか。それって斬新な見方~~~!!勉強になるかしら??